針で編むイーネオヤは究極のレース編み。
トルコでも貴重な技で作るイーネオヤを
AYTURKでは「PREMIUMレース」としてご紹介しています。
小花のサイズは約1cm。レース編みで小さなモチーフほど作るのが難しいものです。
細かな作りの小さな花で作った、小さなブーケ。
耳元で揺れる小さなブーケです。
同じカラー&デザインのリングとのセット使いが可愛いですよ。
イーネオヤは細い合成シルク糸を寄りながら、 針一本で作り上げます。
世界でも珍しい、立体モチーフが有名なイーネオヤですが、
トルコでも年々技術者が減っており、
また作成時間も通常のオヤの2〜3倍の時間がかかる貴重な技です。
オヤの大切な伝統を守りつつ、
日々のコーデに取り入れやすい進化したオヤを作ってゆきたいと思っています。

素材:合成シルク糸、メタルフック
サイズ:長さ:2.5cm(メタルフックを除く)、横幅:約2cm
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イーネオヤは数あるオヤ(トルコのレース編み)の中でもとくに高い技術が必要とされるものです。
なぜなら・・・イーネ(トルコ語で針)を用いて、シルクの細い糸で編み上げてゆくから。
針にシルク糸と聞いただけでも、その細かい作業が想像できます。
オヤは12世紀にヨーロッパからイタリアを経由して、トルコの中央アナトリアに入ってきます。ムスリムであるトルコの女性は、日常にもスカーフをかぶります。そんな女性たちのオシャレとして、スカーフの縁を飾るための装飾として、オヤは人々の中に広まってゆきます。そしてオットマン帝国時代には、宮廷の女性たちによって質の高い立体刺繍のイーネオヤが確立してゆきます。